フジミ 1/24 ジオット キャスピタ

商品について 商品名 フジミ 1/24 ジオット キャスピタ 商品説明 ・ ジオット・キャスピタ といえば、下着メーカー、ワコールとレーシングコンストラクター、童夢とのジョイントベンチャーで誕生した ジオット が モトーリ・モデルニ製水平対向12気筒エンジン を搭載して発売を目指したスーパースポーツで、最終的には 富士重工業 が スバル・コローニ s.r.l による F1チャレンジから撤退することで供給が停止された スバル・モトーリモデルニエンジンに代えてジャッドV10を搭載して発売を目指していたものの、日本のバブル崩壊によって ジオット というジョイントベンチャー自体が瓦解して歴史の波の狭間に消えていった、いわば「バブルの徒花」ともいうべき存在。・ もともと、当時の 富士重工業 にしてみれば、AX型アルシオーネの後継車に搭載するエンジン（EJ型エンジンベースの水平対向6気筒・EG33）のチューナーを探していたところ、富士重工業の担当者が飛んだイタリアで、盟友である童夢の林ミノル氏に「これからの時代は6気筒じゃないよ、12気筒だよ、12気筒！」とモトーリモデルニとカルロ・キティ設計になる水平対向12気筒を「餅でも作るくらいに安い金額で」紹介され、ただし”F1参戦とセット”という無理な条件が、バブル景気に沸く当時の日本の 富士重工業 の役員の中でも、スポーツといえばゴルフとF1くらいしか知らなかった、主に日本興業銀行（現みずほコーポレート銀行）出身の役員によって、プロジェクト自体の明確な道筋も描かれないまま企画が通ってしまった…という、いかにもバブリーな逸話が（今となっては）笑い話として語られる一台。・ 結局、スバル・モトーリモデルニ水平対向12気筒エンジンを搭載して1990年シーズンのF1に参戦する予定だったミナルディからはパフォーマンス不足を理由に直前に搭載を断られてしまい、急遽立てたスバル・コローニという急場しのぎの組織では開発も熟成も思うに任せず、1990年シーズン前半戦のモナコ、カナダ、メキシコGPのわずか3戦の出場で、予備予選突破も叶わないまま撤退。スバリストにしてみれば、そんなF1の失敗よりも、その顛末を迎える中で 富士重工業 を去っていった大切な”仲間”への断ち切りがたい断腸の想いの痛みとともに思い出す一件です。・ 当時、開発ドライバーを務めた中谷明彦氏の「車としてのドライバビリティを語るレベルには達していなかった」という評価も、最高出力450ps以上が計画されたスバル・MM水平対向12気筒エンジンをカーボン製バスタブシャシーのミッドに搭載する、まさに当時のグループCカーそのままのアーキテクチャーを公道で走らせるというストーリーは今もってクルマ好きの琴線を震わせる魅力的なものであることには変わりはなく、あえて「たられば」を語りたくなる一台です。・ 今回は、1989年第28回東京モーターショー スバルブース に展示され、同時期にメディア向け披露で公開された姿をモデル化した フジミ がリリースしてくれた貴重極まりない一作を形にしてみよう！というのがお題。・ 特徴的な昇降式リヤスポイラーを可動式として再現した他、高速域で前にせり出すフロントチンスポイラー、ガルウィングタイプドアににょっきり生えるドアミラーなどのディテールまで、当時の資料を許に忠実に再現。・ ディティールにこだわるばかりでなく、ちょっとした衝撃などでも壊れない堅牢さ、ロングライフ性にも配慮して、さらにディスプレイケースに収納することで、末永く手許で気軽に付き合えるクオリティを目指して製作しました。・ 主な改修ポイント　・　高速域でのダウンフォースを確保するという 昇降式リヤスポイラー を、ボディとスポイラーを分離して、可動式ステーを追加することで再現。　・　1989年第28回東京モーターショーの際の形とは異なるドアミラーを修正。　・　フロントチンスポイラーを新製。　・　メーター、リヤスポイラー上部のCASPITAロゴ、サイドの「POWERED BY SUBARU」のステッカーなど、経年のため使用できないデカールはすべて新製。　・　カーボン製バスタブシャシーのカーボン柄が見える部分にはカーボンデカールを用いてその質感を忠実に再現。　・　Sabelt製4点式シートベルトハーネスを2ｍｍサテンリボンと金具、さらにショルダーパッドまで忠実に再現。　・　実車とは異なる形状のリヤマフラーは、タイコ部分、パイプ部分ともに一から新製。　・　ディスプレイケース台座、銘板作成。　ボディカラーは、現在、日本自動車博物館に所蔵されている実車を参考に シルバーメタリックのボディを再現。綿密に下地を研ぎあげた上で、プライマー、下地塗装 × 2コート、デカール貼付後、クレオス UVカットクリヤー を 3コート。各工程終了後には ＃1000 ～ ＃10000 の耐水ペーパーで研ぎ出しを行い、塗装面の平滑性を追求。タミヤコンパウンド（細目）、ハセガワ セラミックコンパウンド、モデリングワックスで仕上げています。　・　ディスプレイケースは、タミヤ ディスプレイケースC（240×130×110mm） で、台座表面は、平滑で光沢のあるピアノブラック仕上げで、ユニクロメッキトラスタッピングビス（3㎜ × 20㎜） 3本で台座に固定しています。　その他、画像よりご確認下さい。　・　ナンバープレートは、1989年第28回東京モーターショーのスバルブース展示車両、および当時のオフィシャルフォトで使用された黒地に銀メッキ文字浮き出しの「CASPITA」が付属。いずれもデカール貼付後、UVカットクリヤーを3コート吹き付けて仕上げています。また、ご希望のナンバープレートがございましたら、１セットを無料で製作してお届けしておりますので、落札後お申し付けください。 お取引について 発送方法 ヤフネコ宅急便 ： 送料は 無料 です。 注意点 　※　商品説明、画像で分かりにくい点などはご質問ください。　※　細かなパーツの接着には、新たに長めの足を付けて接着後、裏から半田ごてで留めるなど細心の注意を払っておりますので、まずお届けまでにパーツの脱落などはないものと存じますが、万一の場合は、落札者様ご自身でご対応頂くか、改めてご相談の上、対応させて頂きます。 入金について ・　Yahoo!かんたん決済 その他 　※　商品の発送は、ご入金確認後、迅速に行っております。　　　発送後は速やかにお知らせをお送りします。　※　その他、ご不明な点などにつきましては、「出品者への質問」へどうぞ。 ...

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